慶尚北道浦項市九竜浦でポリットル橋が崩壊する3カ月前、市民から橋で異常な音がすると通報があったが、特に安全措置が取られていなかったことが分かった。
浦項市などが29日発表したところによると、今年4月に市民がポリットル橋で釣りをしていたところ、橋から2度、大きな衝撃音が聞こえたとして、浦項市に安全点検を要請したという。通報者は、橋が崩壊するような「ドン」という音が相次いで聞こえたとして、事故の危険性を指摘したとのことだ。
しかし、浦項市は詳しい安全診断や通行制限の措置を取らず、その後も引き続き歩行者が通行していた。
ポリットル橋は28日、一人の歩行者が橋を渡る直前に橋脚と床版およそ50メートルが崩壊した。歩行者は崩壊直前に引き返したため、人的被害は発生しなかった。
浦項市の関係者は、「通報を受け付けた後、現場で調査を行ったが、すでに2025年に補修工事を終えた状態だったため、対処が不十分だったようだ」と話している。
ポリットル橋は、事業費115億ウォン(現在のレートで約13億円)を投じて2013年に竣工した。海洋警察は崩壊の原因とともに、浦項市の施設管理・監督に問題がなかったかどうか調べている。