【TV朝鮮】(アンカー)
先週、韓国軍が訓練中の米軍ドローンを敵軍と誤認し、防空作戦態勢「トゥルミ(鶴)」を発令したことをお伝えしましたね。調べてみると、在韓米軍から連絡があったのに韓国軍の実務者の報告漏れによって起きたことでした。責任者であるハン・ギソン第1軍団長は、これに先立つ最前線での実弾未装填をめぐる議論と相まって職務排除されました。シン・ギョンヒ記者のリポートです。
(記者リポート)
先月30日、京畿道坡州の射撃場付近に翼幅4.8メートルに達する無人機が現れると、韓国陸軍第1軍団は無人機対応作戦態勢「トゥルミ」を発令しました。
韓国軍は未確認飛行体と誤認して危く撃墜するところでしたが、「韓米の実務者間のコミュニケーションの誤りによって起きた事態」だと明らかにしました。
当時、在韓米軍側は韓米合同演習の1日前、韓国軍の実務者にショートメッセージで無人機の飛行計画を伝えました。
韓国側が受け取ったメッセージには、無人機の飛行高度などが記された米軍側の公文書が添付されていましたが、第1軍団の実務者は「制限事項はない」という返信を送りながらも、上級部隊にこうした情報を報告していなかったことがわかりました。
無人機の航跡が特定の高度を超えるため、空軍作戦司令部の承認などを得なければならないにもかかわらず、当該実務者がこれを伝達しなかったのです。
(イム・チョルギュン/韓国戦略問題研究所 研究委員)
「要請を受けて返信までしたじゃないですか。明らかに、韓米連合共助(連携)体制に問題が生じたのです」
韓国軍は、報告体系がきちんと作動しなかったとしながらも、米軍側もまた空軍作戦司令部に公式の公文書を送らないなど手続きを守らなかった、と判断しました。
国防部(省に相当)は、今回の事件の管轄部隊の責任者であるハン・ギソン陸軍第1軍団長の職務も排除しました。
ハン軍団長は昨年11月、非陸士(陸軍士官学校以外の)出身として初めて第1軍団長に任命されましたが、最前線の部隊で実弾を装填せずに前方哨所の勤務に就くよう指針を変えたという疑惑も持たれています。テレビ朝鮮のシン・ギョンヒがお伝えしました。
(2026年8月3日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)