【NEWSIS】蒸し暑い中、トラックの荷台に首輪だけでつながれたまま運ばれる犬たちの姿が相次いでカメラにキャッチされ、物議をかもしている。
5日に放送されたJTBCの時事教養番組『事件班長』では、情報提供者たちから送られてきた映像を通じて、そのような出来事を伝えた。映像には、40度に迫る猛暑の中、荷台につながれた犬たちの姿がありのまま収められていた。
最初の映像は、ある情報提供者が先月25日、京畿道驪州市付近の高速道路で撮影したものだ。情報提供者は、前方を走るトラックの荷台に、首輪一つだけを頼りに乗っていた犬1匹を発見した。
映像に登場する犬は、ピンク色の首輪のほかには何の安全装置もなかった。犬はトラックの縁に前足を乗せ、頭を外に出しており、今にも落ちそうなほど危うく見えた。情報提供者は「もし犬がトラックから落ちたら、首が絞めつけられて危険な可能性がある状況だった」と説明した。
これを見守っていた情報提供者は、映像と写真を撮影して安全申聞鼓(安全上の問題を報告するサイト)に通報した。その後、車の持ち主から返ってきた答えは「エアコンが故障したため、一時的に犬を外に出しておいた」というものだった。
しかし、その説明は映像に収められていたシーンと食い違っていた。確認の結果、トラックの運転席の窓は開いておらず、閉まった状態だったことが分かった。エアコンの故障で犬を少しの間外に出しておいたという主張とは異なり、肝心の運転手本人は窓を閉めたまま運転していたというわけだ。そのため、車の持ち主の説明はつじつまが合わない、という疑惑が提起された。
類似したケースは、京畿道広州市でも確認された。別の情報提供者は4日午後3時30分ごろ、信号待ちをしていたトラックの荷台で、首輪をつながれた犬2匹の姿を目撃した。
情報提供者は当時の状況をこのように伝えた。「当時、外の気温はだいたい40度だったが、犬たちは鉄製の荷台の上で日光をそのまま浴びていた」。さらに「明らかにやせ細った状態で、あまりにも腹が立って心配になり、情報提供することにした」と説明した。
鉄製の荷台は、炎天下では表面温度がすぐに急上昇する。首輪のほかにこれといった保護装置なしに、その上に乗せられていた犬たちの安全を懸念する声が高まっている。