「ズボンを脱いで回れと言われた」 脱北女性が告白した喜び組の選抜過程

 【TV朝鮮】脱北タレントのキム・ソアさんが、北朝鮮で「喜び組」の選抜対象となり、徹底した身体検査を受けたことを打ち明けた。

 キム・ソアさんは最近、登録者22万人を保有するユーチューブ・チャンネル「キム・ソアTV」を通じて、「11歳のときから喜び組の候補に選ばれ、引き続き審査を受けた」と告白した。

【写真】脱北タレントのキム・ソアさん

 キムさんは、17歳になると労働党中央党の呼び出しを受け、本格的な選抜過程に入ったと主張した。幹部たちが利用する病院で、産婦人科の検査や性行為の経験の有無を確認する検査などを受けたという。

 キムさんは当時の身体検査の状況も具体的に伝えた。

 キムさんは「女性10人が列をつくって立っていたのだが、男性幹部5人が入ってきて、上着をまくり上げろと言った」とした上で「さらにズボンも脱ぐように言われ、前後に回らなければならなかった」と語った。

 さらに「当時はわたし一人だけがやらされているわけではないと思い、それでもまだ少しは慰めになった」としながらも「今思えば、とてつもない恥ずかしさを味わった瞬間だった」と振り返った。

 外見だけでなく、身体条件も厳しくチェックされたという。キムさんは別の映像で、喜び組の選抜過程において、身長が165センチ以上あるか、体に傷跡があるかなどをチェックされた、と主張した。

 家族の反応も分かれたという。娘が喜び組に選ばれることを出世だと考えて喜ぶ親がいる半面、選抜されれば長期間娘に会うことが難しくなるという点から、心配するケースもあったとのことだ。

 キムさんは結局、最終選抜では脱落したと打ち明けた。キムさんは「当時は落ちたけれど、結果的にそのおかげで脱北し、今では自由に生きられるようになった」と語った。

チョン・ウネ記者
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