【TV朝鮮】(アンカー)
米国が自国でしか建造していなかった海軍の艦艇を、一定の条件を備えた外国でも建造できるよう、道を開きました。米国に造船所があるハンファをはじめ、韓国の造船業界に新たな市場が開かれる可能性がある、と期待する声が上がっていますが、米議会のハードルを越えなければなりません。
イ・ナラ記者がお伝えします。
【リポート】
米国のトランプ大統領が、米海軍艦艇の海外建造を許可する覚書に署名しました。
米国に造船所を建設するか、既存の造船所の過半数の株式を確保すれば、最初の2隻を本国で建造することができます。
対象は、水上艦艇や洋上補給用タンカー、RO-RO船などです。
(ドナルド・トランプ/米大統領〈先月15日〉)
「韓国などから入ってきている一部の企業を見てみるつもりです。彼らは船舶分野でわれわれと協力しています」
韓国ではハンファが一歩リードしています。
米国のフィリー造船所を買収し、巨済造船所では駆逐艦や護衛艦、軍需支援艦を建造してきました。
HD現代とサムスン重工業も米国の検討対象です。
今回の覚書に先立ち、米国防総省と海軍は韓国企業に戦闘艦と給油艦の建造能力を尋ねており、トランプ大統領も6月に韓国の軍艦建造能力を直接打診しました。
(李在明〈イ・ジェミョン〉大統領〈6月19日〉)
「(トランプ大統領が)米軍艦10隻を早急に建造できないか、このような意思をわたしに尋ねてきました」
米国防総省は90日以内に調達計画を提示するそうです。
(チャン・ウォンジュン/全北大学先端防衛産業学科教授)
「力量やそういったことについては疑いの余地はないと見られ、韓米の造船艦艇史における協力の構図を変え得る、非常に重要な意思決定です」
ただし、米下院を通過した来年度の国防権限法案は、海外で建造された戦闘艦に海軍の予算を使えないようになっているため、実際の契約までは議会のハードルを越えなければなりません。
TV朝鮮のイ・ナラがお伝えしました。