巨済で「200年に1度」の大雨…1時間に124ミリ、観測史上最多

三日間で予報の4倍の大雨

 去る15日から慶尚南道南部沿岸に降った雨は、強度・雨量ともに記録的だった。慶南の巨済では17日午後までに900ミリを超える雨が降り、1時間あたりの降水量は統計上「200年に1度」発生するレベルであることが分かった。

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 17日、韓国気象庁によると、巨済では同日の午前1時32分からの1時間で124.5ミリの雨が降った。1972年に巨済で気象観測を開始して以来、最も多い「1時間降水量」となった。統営でも午前5時11分からの1時間で97.4ミリが降り、同地域の1時間降水量の最高記録を更新した。韓国気象庁は「これほど強い雨は巨済では200年に1度、統営では100年に1度発生するレベル」とコメントした。

 これに先立ち15日午前の時点では、韓国気象庁は「釜山・蔚山・慶南地方に17日までに200ミリ以上の雨が降る」と予報していた。しかし、17日夜10時までの三日間の実際の累積降水量は巨済927.7ミリ、統営751.3ミリ、釜山・加徳島481ミリと集計された。韓国気象庁の当初の予報を大幅に上回った形だ。韓国気象庁の関係者は「韓国の東にある高気圧の影響で雨雲が慶南の南部沿岸地域に停滞し、このため当初の予想よりも降水量が増えることになった」と説明した。

 今年、韓国気象庁は予想降水量の数値が実際の降水量よりも大きくなるケースが頻発し、「過剰予報」という批判を受けてきた。しかし今回は、降水量をはるかに少なく見込んでしまう「過小予報」となったことで災害への備えに混乱を招いたという批判が出ている。累積降水量が200ミリ程度の場合と900ミリを超える場合では、災害対応のレベルも変わることは避けられないからだ。

 慶南に降った豪雨は18日午前に大部分が止む見込みだが、南部地方や忠清道地方の各地ではにわか雨が続く見通しだ。なお、雨が弱まった後は再び暑さが戻る見込み。18日の日中の最高気温は30度から33度、19日の日中の最高気温は30度から34度とそれぞれ予報されている。

ユン・サンジン記者
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  • ▲17日、慶南巨済市玉浦洞のマンション付近で土砂崩れが発生し、流れ出た土砂で車両が埋もれている。/写真=キム・ドンファン記者

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