北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記が、光復節81周年を迎えて娘のジュエ氏および李雪主(リ・ソルジュ)夫人と共に曲芸公演と水泳競技を観覧した。北朝鮮が17日に公開した映像には、金総書記がジュエ氏と頻繁に耳打ちを交わしたり手を繋いだりするなど、和気あいあいとした姿が収められていた。
【写真】光復節の公演で金正恩総書記がキム・ジュエ氏の話に耳を傾けている様子
朝鮮中央通信は17日、金正恩総書記が前日に平壌曲芸劇場で開かれた「祖国解放(光復節)81周年慶祝 国立曲芸団総合曲芸公演」を観覧したと報じた。
北朝鮮の朝鮮中央テレビが公開した映像では、ジュエ氏に対する高い儀典が目を引く。
金総書記と娘のジュエ氏、李雪主夫人が並んで観覧席に到着した後、ジュエ氏が先に着席し、続いて李雪主夫人と党政治局常務委員などの幹部らが順番に席に座って曲芸公演を見た。
妙技が成功するたびに金正恩、キム・ジュエ父娘が互いに見つめ合って笑ったり、耳打ちを交わしたりする場面が何度も捉えられた。
ジュエ氏が公演中に手で何かを指差しながら先に金総書記に話しかけると、金委員長が耳を傾けて聞く姿も出てくる。
崔善姫(チェ・ソンヒ)外相や李日煥(リ・イルファン)労働党宣伝扇動書記など高位の幹部らの反応も、画面に何度も映し出された。ハラハラするような妙技が繰り広げられるたびに、口を開けたり驚いた表情を浮かべたりする姿がそのまま電波に乗った。
公演が終わった後、金総書記は席から立ち上がって出演陣に手を振り、親指を立てて見せて満足感を示した。朝鮮中央テレビのアナウンサーは、金総書記が「出演者たちの公演成果に大きな満足を表示」したと伝えた。
金総書記は公演後、国立曲芸団のアーティストたちと会い、「過去70年あまりの間、世界的な曲芸作品の創作と積極的な公演活動により、国家の栄誉と位相を輝かせてきた貫禄ある芸術集団」だと称賛し、記念撮影したと北朝鮮メディアは伝えた。
金正恩一家は同日開かれた光復節記念水泳競技にも揃って出席した。
北朝鮮は主要な政治・軍事行事だけでなく、文化・体育行事にもジュエ氏を金正恩総書記に同行させている。今回の行事では、ジュエ氏が金総書記のすぐ隣に座ってリラックスしてコミュニケーションをとる姿を繰り返し露出させることで、ジュエ氏の政治的地位を浮き彫りにした。
イ・チェヒョン記者