90度のお辞儀、服装の革新、議員全員が党職…韓国与党新代表のアイデアに議員は当惑

 韓国の進歩(革新)系与党「共に民主党」の金民錫(キム・ミンソク)代表が、就任後初の議員総会で、議員たちと共に90度のお辞儀をしたことが話題だ。金代表は「国民と党員に向けて『一生懸命やります』という意味でお辞儀をしよう」と述べたが、その後、野党だけでなく親与党コミュニティでも「恥ずかしい」という反応が続いた。議論になると、金代表は「やりすぎに見えたようだ」「すぐに改善する」と語った。

【写真】党旗を振る金民錫・共に民主党新代表

 金代表は去る17日の就任後、「金民錫印」の構想を次々と打ち出している。90度のお辞儀もその中の一つとして出たものだ。ある民主党議員は「挨拶をする時は分からなかったが、後で写真を見たら『ヒョンタ(虚無感)』に襲われた」と語った。保守系最大野党「国民の力」は23日の論評で、「民主党の『90度のアニキ挨拶』、そんな時間があるなら国民に向けた『90度の反省の挨拶』からすべき」だとし、「国民がこのパフォーマンスを不快に思う理由は、国民に向けた謙虚さは消え失せ、自分たちだけで腰をかがめる恥ずかしい場面だけが残ったという事実だ」と指摘した。

 ここで金代表は、与党内でも90度のお辞儀をめぐって議論が続くと、22日、エックス(旧ツイッター)に「金南俊(キム・ナムジュン)広報委員長の提案によるお辞儀は45度の角度の丁重な礼だった」とし、「議員全体で一度、最高委員で一度やってみたが、大勢で深く頭を下げたため、やりすぎに見えたようだ」と投稿した。さらに「写真の角度によっても感じ方が違うし、キム委員長が意味も良く、見た目も良い団体挨拶法をすぐに整えてくれると信じている」と語った。

 金代表は議員たちの服装も革新すると述べた。党のブランドコンセプトや会議のやり方まで見直すとし、光化門に新党舎を設ける案も推進している。党独自の放送として「民主TV」を作る案も提示し、ひとまず金代表が9月初めに初出演することになった。民主党議員全員が党の何らかのポストを担うようにする構想も打ち出した。

 党内からは、金代表が就任序盤に変化の姿を示そうとする趣旨は理解するものの、「やりたいということが多すぎて混乱する」という反応も出ている。ある議員は「金代表の言う服装の革新が、まさかお揃いの服を着て歩くという話ではないと信じている」「また、議員全員に党職を任せるというのもなかなか理解しがたい。過剰に演出されているようで、方式自体があまりピンとこない」と語った。

シン・ジイン記者
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  • ▲金民錫・共に民主党代表をはじめとする新指導部が20日、ソウル汝矣島の韓国国会で開かれた議員総会で議員たちに向かって挨拶している。左から朴善源(パク・ソンウォン)最高委員、韓秉道(ハン・ビョンド)院内代表、金代表、崔敏姫(チェ・ミンヒ)、李盛潤(イ・ソンユン)、韓玟洙(ハン・ミンス)最高委員。/写真=ニュース1

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