冷麺1人前1万8000ウォン…自宅で焼いて食べるサムギョプサルも1万ウォン台

 今年下半期に入り、主要な外食メニューの価格上昇が続いている。先月には、韓国の夏の代表的な外食メニューである参鶏湯(サムゲタン)や冷麺だけでなく、手頃な一食とされるキンパ(韓国のり巻き)の価格まで上昇した。外食の物価高のため、家でサムギョプサル(豚バラ焼き肉)を食べることも負担になった。1人前の材料費が1年で12%近く上がり、1万ウォン(現在のレートで約1150円)台に乗ったからだ。

【グラフ】数字で見る韓国の「三重苦」フ

 25日、韓国消費者院の価格情報総合ポータル「真価格(チャムカギョク)」の集計によると、先月のソウル地域の参鶏湯の平均価格は1万8192ウォン(約2093円)。参鶏湯の平均価格は、昨年12月の1万8000ウォン(約2071円)から今年1月に1万8154ウォン(約2089円)に上がった後、半年ぶりに再び価格が上昇した。

 夏のスタミナ食の需要が増えた上、2026 FIFA北中米ワールドカップの特需まで重なり、鶏肉の消費が集中したためだ。飼料費や物流費などの生産費の負担も価格上昇の要因だ。参鶏湯に入る高麗人参の価格も、供給減少などの余波で大幅に上がった。今月21日現在、生の高麗人参(水参)1チェ=12-14本=の平均価格は3万8750ウォン(約4458円)で、1年前の1.6倍に跳ね上がった。

■冷麺、今年に入って3回も値上がり

 ソウルの冷麺の平均価格も、昨年12月の1万2500ウォン(約1438円)から今年1月には1万2538ウォン(約1443円)、4月には1万2615ウォン(約1451円)、7月には1万2692ウォン(約1460円)と、今年に入って3回も平均価格が上がった。夏の需要増加に加え、韓牛の胸肉などスープ用の食材価格の上昇、人件費・賃貸料・ガス代など運営費の増加が重なった影響だ。平壌冷麺専門店の「又来屋」は、去る4月に冷麺の価格を1万6000ウォン(約1841円)から1万8000ウォン(約2071円)に引き上げた。庶民の代表的な外食メニューであるキンパ1本の平均価格も、ソウル基準で昨年12月の3723ウォン(約428円)から今年1月に3800ウォン(約437円)に上がったのに続き、6月(3838ウォン=約442円)と7月(3869ウォン=約445円)にも2カ月連続で上がった。人件費の上昇とともに、原材料である海苔やホウレン草などの価格が暴騰した結果だ。

■サムギョプサル1人前の材料費12%増

 家でサムギョプサルを焼いて食べる際にかかる材料費も、1年前より12%近く上がった。国際穀物価格の上昇に伴う飼料費の引き上げなどでサムギョプサルの価格が跳ね上がった上、ニンニク・サンチュ・サムジャン(合わせ味噌)などの付け合わせ材料の価格も大幅に上がった結果だ。

 韓国消費者院の「テーマ価格動向」報告書によると、今年上半期のサムギョプサル1人前の材料の平均価格は1万191ウォン(約1173円)で、前年同期(9112ウォン=約1048円)比で11.8%上がった。サムギョプサル200グラム、キムチ50グラム、ニンニク15グラム、サンチュ70グラム、サムジャン15グラムの価格を合算した数値だ。品目別に見ると、サムギョプサルが7866ウォン(約905円)で13.6%上がった。サンチュは6.3%上がって1314ウォン(約151円)、キムチは1.2%上がって585ウォン(約67円)だった。ニンニクは281ウォン(約32円)で10.2%、サムジャンは145ウォン(約17円)で19.8%上がった。4人家族を基準としたサムギョプサルの材料費は4万764ウォン(約4690円)に達した。

 反面、同じ期間のサムギョプサル1人前の外食平均価格は1万7745ウォン(約2042円)で、前年同期比2.7%の上昇にとどまった。これにより、外食価格と家で食べる際の材料費の差額は、昨年の上半期の8173ウォン(約940円)から今年上半期は7554ウォン(約869円)へと、619ウォン(約71円)減少した。

チョン・ソクウ記者
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  • ▲7月30日、ソウル麻浦区の平壌冷麺店前で、客が食堂に入る順番を待っている。/写真=ニュース1

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