【TV朝鮮】(アンカー)
済州道で発生した失踪事件の続報をお伝えします。遺族は本日、メディアに対し、願いを一つ伝えてきました。故人チャン・ミランさんの名前ではなく、虚偽の報告で捜査を終結させた警察官の名前でこの事件を記憶してほしいということです。この警察官のせいで初動対応に失敗し、死亡の経緯を明らかにする手掛かりのほとんどが消えてしまい、それに伴って捜査も思うように進展していない状況です。
【写真】 済州で行方不明となったチャン・ミランさんの遺体が発見されたヤシの木畑、警察が現場保存
まず、キム・テジュン記者がお伝えします。
【リポート】
5月12日の夜、37歳のチャン・ミランさんが滞在先を出てから、この場所で発見されるまでにかかった時間は104日。故人がいた現場を破壊したのは、どうすることもできないまま過ぎ去った時間だけではありませんでした。
その間、済州市翰林邑には357ミリの雨が降り、猛暑警報も9回発令されました。
雨と猛暑により、死亡経緯を明らかにする手掛かりもほとんど消え去ってしまいました。
周辺を捜索した警察犬すら気づかないほどです。
(近隣住民)
「巡査たちもにおいをかぎ取れないから行き来しているんでしょう。数日前から歩き回っていましたよ」
ヤシの木畑へと続く狭い路地。
防犯カメラはもちろん、街灯もほとんどありません。
最後の足取りを確認できる周辺の痕跡も消えてしまった状況です。
今残されているのは、ごくわずかな手掛かりだけです。
故人のそばにあった携帯電話と、現場で発見されたひもの結び目、そして死亡前後の動きを読み取ることができるヤシの葉の痕跡です。
(警察関係者)
「最初の口頭所見では(舌骨の)自然分離と伝えられていましたが、警察署でも骨折なしとしていたものの、その後の鑑定所見書では骨折と見なすこともできると…」
警察は携帯電話のフォレンジックが終わり次第、死亡経緯の捜査に集中する計画です。
虚偽の終結処理によって無駄に過ごした104日という時間。死亡経緯を明らかにしてくれる現場の手掛かりまで消し去られてしまいました。
TV朝鮮のキム・テジュンがお伝えしました