一部の世論調査で李在明(イ・ジェミョン)大統領の国政支持率が下落すると、作家の柳時敏(ユ・シミン)氏に続き、ユーチューバーの金於俊(キム・オジュン)氏も警告に乗り出した。伝統的な与党支持層に影響力のある彼らは、李在明大統領が推進する裾野拡大路線を批判し、基調を変えるよう求めた。
【Photo】ネット放送で「李在明代表を捜査した検事を弾劾すべき」と発言する金於俊氏
金於俊氏は27日、自分のユーチューブ・チャンネルで李在明大統領の支持率下落について「李在明大統領の政治人生において初めての種類の試練だ」とした上で「なぜこのようなことが起きたのか、振り返らざるを得ない」と述べた。金於俊氏は25日、李在明大統領が共に民主党の新指導部との夕食会で「左側(中核支持層)をあまりにも顧みなかった」という趣旨の発言をしたという報道に言及し、「(支持層の)心が離れれば、その表現一つだけでも一日中(李在明大統領を)責め立て、過小評価する可能性がある」と語った。また、柳時敏氏が最近ユーチューブで李在明大統領に向けて「高慢な権力者の姿」「王政」などの表現を使って厳しく批判したことについても、「なぜ進んで批判するのか、わたしには十分に理解できる」と述べた。
柳時敏氏と金於俊氏は、最近の李在明大統領の支持率下落は共に民主党の伝統的な支持層が背を向けたためだと主張し、実用と裾野拡大を強調してきた李在明大統領と対立してきた。共に民主党内の親明(親李在明)系は強く反発している。
李海植(イ・ヘシク)議員は、金於俊氏が24日にユーチューブで「大統領の支持率が30%台半ばに落ちて盛り返したのは、文在寅(ムン・ジェイン)政権のケースが唯一だ」という趣旨の発言をしたことをめぐり、同日フェイスブックにコメントを投稿し、「うそだ。金泳三(キム・ヨンサム)、金大中(キム・デジュン)、朴槿恵(パク・クンへ)各政権のときも(30%を割り込んだ支持率が)盛り返した」とした上で「共に力を合わせよう」と述べた。
朴善源(パク・ソンウォン)最高委員はこの日、ラジオ・インタビューで、柳時敏氏が大統領を批判したことについて「評論ではなく、感情を吐き出していたようだ」とし、「(柳時敏氏の発言は)言語道断であり、虚偽の事実だ」と語った。丁秦旭(チョン・ジヌク)議員は柳時敏氏について最近、「作家ではなくムーダン(祈とう師)」と主張した。これに先立ち、朴洪根(パク・ホングン)議員も柳時敏氏に対し、「一緒に掘った井戸に唾を吐く行為」と批判した。
しかし親明系の内部でも、李在明大統領の支持率下落傾向を反転させる適当なカードが見当たらず、困惑している雰囲気だ。共に民主党のある議員は「外部からの苦言を『内部への攻撃』と切り捨てるには、支持層における支持率下落が尋常ではない」と語った。