ネパールで発生した大規模な洪水の犠牲者とみられる遺体から金のピアスを盗んだ男2人が警察に捕まった。
インド・メディアのマネーコントロールなどが28日(現地時間)報じたところによると、ネパールのチトワン警察は、洪水の犠牲者とみられる遺体から貴金属を盗んだ疑いで男2人を逮捕したという。
【写真】大洪水が発生したネパールで、遺体から貴金属を探す2人の男
事件は、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)に投稿された映像を通じて発覚した。映像には、水に浮いている遺体の周辺で、2人の男が長い木の棒を使って遺体を動かす様子が収められていた。
1人の男が2本の棒で遺体の首の部分を支えると、もう1人の男が髪の毛をつかみ、耳についていた金のピアスを抜き取った。周辺には多くの人が集まっていたが、このような行動をただ見守っている様子も映像に収められていた。
映像が急速に拡散すると、警察は登場人物の身元を追跡した。その後、2人をネパール・バラトプルのポカラ・バスターミナル付近で捕まえ、チトワン地域警察庁に引き渡した。警察は、犯行当時の状況やほかに加担した人物がいるかなどを追加で調べている。
ネパール警察は該当の映像をシェアし、25歳のマダン・グルンと38歳のウメシ・チャウダリを容疑者と特定し、逮捕したと発表した。
ネパール・メディアのカバルハブは警察の発表を引用し、2人が27日(現地時間)、ネパール・バラトプルのポカラ・バスターミナル付近で逮捕されたと報じた。
警察は、大洪水で多くの人たちが困難を強いられている中、被災者を対象とした略奪や非人道的な行為は容認しないと強調した。