李在明(イ・ジェミョン)大統領は2日、「韓半島(朝鮮半島)の平和はわたしたちだけのことではなく、近くは北東アジアの安定、遠くは世界平和の中核課題だ」とした上で「この極めて重要な課題の直接の当事者として、戦時作戦統制権の返還を通じてその責任を果たす」と述べた。
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李在明大統領は先月、韓米合同軍事演習の規模を縮小した直後にも「任期内の返還を、当初の政府の計画に従って支障なく推進していかなければならない」と述べ、戦時作戦統制権の移管を強調していた。
李在明大統領は同日、仁川市内のインスパイア・リゾートで開催された民主平和統一諮問会議米州地域会議で、南北関係について「ドナルド・トランプ大統領の決断により、韓半島情勢に変化の可能性が少しだが生じただけに、米朝間の信頼構築と対話再開のための建設的な議論の環境を、われわれがつくっていかなければならない」と述べた。
さらに李在明大統領は「(南北間に)80年以上積み重なった壁は、待っているだけでは崩れない。だから、われわれが動かなければならない」と語った。
李在明大統領の発言は、米国のドナルド・トランプ大統領が最近、北朝鮮の金正恩(キム・ジョンウン)総書記と年内に会うとし、米朝対話への意欲を示している中で飛び出した。
先月、ドナルド・トランプ大統領が「金正恩とは非常によい関係を築いている」として韓米合同軍事演習の大幅縮小を指示したときも、李在明大統領は「その決断に敬意を表する」と話していた。
ただし、北朝鮮は先月末、外務省報道官の談話を通じて「米国の変わらぬ敵視政策に、最後まで最強硬で対応しようとするわれわれの対米政策には、いささかの変化もない」と主張した。
同日、李在明大統領は「最も近いはずの南と北は、依然として、そして完全に断絶している」とした上で「ともに進むことができる力を、立ち向かうこと、対決することに浪費しているのは誠に不幸であり、必ず変えなければならない残酷な現実だ」と語った。
さらに「平和を制度、構造として定着させていかなければならない」とした上で「国内政治の変化や国際情勢の浮き沈みによって緊張が二度と繰り返されることがないよう、対立と対決を前提とした停戦体制を、協力と繁栄の基盤となる平和体制へと必ず変えていかなければならない」と述べた。