先月、韓国国内で最も多く販売された輸入車10台のうち5台が中国産モデルだった。テスラは上海ギガファクトリーから運び込んだ数量を武器に、6カ月連続で販売台数が月1万台を超え、中国最大規模の電気自動車(EV)メーカーBYDは、EVに続いてプラグインハイブリッド車(PHEV)の新車まで上位にランクインさせた。
韓国輸入自動車協会(KAIDA)の8月の輸入乗用車登録統計によると、8月の輸入乗用車の登録台数は2万9817台で、前年同月に比べて9.2%増加したという。しかし、テスラとBYDを除いた既存メーカーの販売台数はむしろ13.4%減少した。メーカー別では、テスラが1万400台で1位を記録し、BMW(6180台)、メルセデス・ベンツ(4037台)、BYD(3002台)が後に続いた。
特に、単一モデルの販売上位10車種のうち、五つが中国産の車だった。4000万ウォン(約460万円)後半の価格を前面に出したテスラのモデルYは9638台販売され、1位の座を守った。モデルYの販売台数だけでも、メーカー別ランキング2位のBMWの全体販売実績(6180台)を圧倒した。テスラのモデル3(693台)も6位に名を連ねた。BYDの小型EV「ドルフィン」(1202台)と電気SUV(スポーツ用多目的車)「シーライオン7」(819台)が、それぞれ4位と5位を占めた。7月に韓国国内で初めて披露されたPHEV「シーライオン6 DM-i」は、3750万ウォンという攻撃的な価格が掲げられたが、発売から1カ月で500台売れ、9位にランクインした。
自動車業界の関係者は「現代自動車や起亜自動車など、国産車が夏季休暇や部分ストライキによって生産に支障をきたした影響もあるが、中国で生産された物量が韓国国内の完成車業界にとって実質的な脅威となっている」と語った。