サムスン李在鎔会長、母親の洪羅喜氏が保有する同社株式718万株を取得

 サムスン電子の李在鎔(イ・ジェヨン)会長が、母親の洪羅喜(ホン・ラヒ)リウム美術館名誉館長の持つ同社株式718万株を約1兆9000億ウォン(現在のレートで約2170億円。以下同じ)で買い取る。

【写真】イ・ジホさんの敬礼を受ける李在鎔会長・洪羅喜名誉館長

 9日のサムスン電子の公示によると、李会長は来月12日、洪名誉館長の持分718万8793株(持分0.11%)を場外買い付けの方式で買い取ることにした。取得単価は9日の終値である26万9500ウォン(約3万837円)で、総取引額は1兆9373億ウォン(約2217億円)。

 相続税を支払うために受けた株式担保ローンを返済するための取引だという。洪名誉館長をはじめとする遺族は今年5月、故・李健熙(イ・ゴンヒ)サムスン電子先代会長の遺産に対する相続税総額12兆ウォン(約1兆3700億円)を完納した。株式の相続税だけで11兆ウォン(約1兆2600億円)に上り、この中でも洪名誉館長の税金(3兆1000億ウォン=約3550億円)が最も多かった。洪名誉館長は相続税の納付のため、サムスン電子の持分を担保にローンを組んだ。しかし、このローンを返済するために株式を市場(場内)で売却したら、株価に影響を及ぼす可能性がある。そのため、李在鎔会長が場外取引でこの持分を全量買い取る方式を選択したと伝えられている。

 今回の取引後、李会長の持分は1.47%から1.58%に増加し、洪名誉館長の持分は1.1%から0.99%に減少する。

朴淳燦(パク・スンチャン)記者
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