読書離れが進み…韓国の生徒の読解力、OECD評価で過去最低

 韓国の生徒たちの読解力が「学習到達度調査(PISA)」で2000年以降、最も低い水準に落ち込んだことが分かった。文章を読んで理解する読解力の低下問題が、国際比較の指標でも確認されたというわけだ。

【表】PISA読解力・科学的リテラシー・数学的リテラシーの結果(2025年)

 経済協力開発機構(OECD)が8日に公開したPISA2025で、韓国の読解力科目の平均は501点を記録した。参加した91カ国・地域のうち3-13位だった。PISAは満15歳の生徒の科学的リテラシー・読解力・数学的リテラシーの達成度を国際的に比較するため、OECDが2000年から3年ごとに実施している評価だ。今回の評価には、OECD加盟38カ国・地域をはじめ、世界91カ国・地域の76万人が参加した。韓国は6859人が評価を受けた。

 韓国は読解力科目の成績が依然として上位圏ではあるものの、だんだん低下している。2006年に1位(556点)を記録した後、2012年には3-5位(536点)、2022年に2-12位(515点)へと下落した。昨年は、最も高かった2006年に比べて55点も下がった。同じ調査で、科学的リテラシーと数学的リテラシーが2022年に比べてそれぞれ2点、5点の下落にとどまったのと比較すると、読解力の点数の下落は深刻だ。

 読解力の優れた生徒は減り、基礎水準に満たない生徒が増えたことが分かった。上位水準(6段階中5水準以上)の割合は13.3%から10.3%に減り、下位水準(1水準以下)は14.7%から17.8%に増えた。

 パク・ヒョンジョン教育部(省に相当)公教育振興課長は「ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)などデジタル機器を使う時間が増え、読書に対する興味が薄れたことなどが複合的に作用した結果とみられる」とした上で「公教育で読書の機会を増やしたい」と話している。

ファン・ギュラク記者
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