折りたたみ式iPhoneの登場でサムスン「Z Fold8」の販売が急増

1週間で韓国国内の販売量が10%増加
折りたたみスマホ市場が本格的に開花したとの分析

 Appleが今月9日に、画面が折りたためる自社初の折りたたみ式スマートフォン「iPhone Duo」を公開した後、競合するサムスン電子の折りたたみスマホ「Galaxy Z Fold8」の販売が急増している。Appleが折りたたみスマホ市場に参入したことで、市場が本格的に開花したという分析が出ている。

【写真】AppleのiPhone Duoとサムスン電子のGalaxy Z Fold8

 17日の通信業界によると、iPhone Duo公開後の1週間で、韓国国内におけるサムスン電子のGalaxy Z Fold8の販売量は約10%増加した。Appleの新製品を待って購入を先延ばしにしていた買い控え需要が、サムスン電子のGalaxyへと本格的に移行したのだ。

 韓国国内のテック業界は、iPhone Duoの価格の高さや、米国と韓国における消費者価格の差、1カ月以上の待機期間が理由で、消費者がGalaxy Foldを選択したと見ている。韓国におけるiPhone Duoの出荷価格は256GB容量モデル基準で329万ウォン(現在のレートで約37万円。以下同じ)。同容量のGalaxy Z Fold8(227万8100ウォン=約25万7000円)よりも100万ウォン(約11万円)以上高い。米国ではiPhone Duoの256GBが1999ドル(約31万2000円)、Galaxy Z Fold8が1899ドル(約29万6000円)と100ドル(約1万6000円)の差しかないのとは対照的だ。サムスン電子は韓国国内で、米国やヨーロッパよりも低い価格で折りたたみスマホを販売している。なお、韓国国内でのiPhone Duoの発売予定日は10月23日。

 現在のグローバルな折りたたみスマホ市場は、全体のスマートフォン市場の2%を占めている。しかし業界では、Appleの参戦により折りたたみスマホ市場が本格的に成長すると見込んでいる。市場調査会社のカウンターポイント・リサーチによると、今年のグローバル折りたたみスマホ市場の成長率は24%、来年には37%に達すると予想されている。

金城敏(キム・ソンミン)記者
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  • ▲グラフィック=朴祥勛(パク・サンフン)
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