【TV朝鮮】(アンカー)
非武装地帯(DMZ)で地雷が爆発し、韓国軍の幹部3人が大けがをしました。最近、北朝鮮が軍事境界線(MDL)一帯に地雷を埋設する作業に注力してきましたよね。もちろん様々な可能性が残されていますが、こうした状況を考慮すると、北朝鮮軍の地雷である可能性が持ち上がっています。シン・ギョンヒ記者のリポートです。
(記者リポート)
最前線の非武装地帯で地雷が爆発したのは、きょうの午前11時ごろです。
西部戦線の陸軍第25師団所属の幹部と将兵が、最前線の非武装地帯で捜索路を開拓する作業を行っていたところ、地雷が爆発したのです。
韓国軍の幹部3人が大けがをして、このうち1人は足首が切断されて縫合手術を受けたと伝えられています。
かねてより北朝鮮軍による軍事境界線内での地雷埋設を警告してきた保守系最大野党「国民の力」の庾竜源(ユ・ヨンウォン)議員は、北朝鮮の仕業である可能性に重きを置きました。
(庾竜源/国民の力議員)
「北朝鮮軍が造成した地雷原など少なくとも6カ所が、軍事境界線を約10-15メートル侵犯したという事実をすでに明らかにしています。北朝鮮軍が昨年から今年初めにかけてMDLの南側に造成した地雷原の近くだということです。」
一部の専門家らも、爆発力から見て北朝鮮の地雷である可能性が高いと分析しました。
(イム・チョルギュン/韓国戦略問題研究所研究委員)
「後ろからついてきていた2人が一緒に重傷を負ったということは、それよりも爆発力がはるかに大きいということだ。だから、北朝鮮の木箱地雷である可能性がより高い。」
韓国軍は、北朝鮮の流失地雷または韓国軍の地雷である可能性も含めて調査を進める計画です。
なお韓国軍当局は「爆発があった場所は、北朝鮮が地雷を埋設したという場所からは距離が離れている」と説明しました。
非武装地帯での地雷爆発事故により重傷者が発生したのは11年ぶりで、北朝鮮軍は2015年8月にDMZの鉄柵線の入口に木箱地雷2個を埋設し、韓国軍の下士官2人が足などを切断する大けがを負いました。テレビ朝鮮のシン・ギョンヒがお伝えしました。
(2026年9月21日放送 TV朝鮮『ニュース9』より)