光州女子高生殺害事件のチャン・ユンギ被告、一審で無期懲役

 通りかかった女子高校生を拉致し、性的暴行を加えようとして殺害したチャン・ユンギ被告(24)が、一審で無期懲役を言い渡された。裁判部は「チャン被告を社会から永久に隔離しなければならない」とし、「決して仮釈放を認めてはならない」と述べた。黄土色の囚人服を着て法廷に立ったチャン被告は、無期懲役が言い渡された瞬間、つばをのみ込み、床を見つめた。

【表】捜査過程で明らかになったチャン・ユンギの性犯罪の証拠

 光州地裁刑事13部(裁判長:李正浩〈イ・ジョンホ〉部長判事)は30日、強姦殺人などの罪で勾留起訴されたチャン被告に無期懲役を言い渡し、30年間の電子足輪装着などを命じた。

 チャン被告は、今年5月5日に光州市光山区で帰宅途中のイさん(当時16歳)を拉致し、性的暴行を加えようとして殺害した罪で起訴された。これに先立ち、ベトナム人女性に対する性的暴行・ストーカー行為の罪にも問われている。

 裁判部は、チャン被告の容疑をすべて有罪と認定した。裁判部は「被告人は犯行後、一抹の恐れや後悔のそぶりも見せず、コインランドリーや美容室を利用するなど平然とした姿を見せた」「捜査・公判の過程でも、心から悔い改めて許しを請うより、その場その場の状況をやり過ごすことに汲々としていた」と指摘した。

 裁判部は「死刑を言い渡すことが裁判所の職務を尽くすことではないかと、切実に熟考した」としながらも、「死刑の要件に該当すると断定するのは難しい」と述べた。その上で「無期懲役刑を徹底して執行することこそ、被害に遭った女子高校生と遺族を少しでも慰め、公共の安全と秩序を維持する方策だ」とした。

 判決言い渡しを見守ったイさんの母親は号泣した。母親は「裁判所は結局、最高刑である死刑を言い渡さなかった」「死刑を下さないのであれば、仮釈放のない無期懲役を導入し、犯罪者を社会から隔離してほしい」と訴えた。遺族側は検察に控訴を要請する方針だ。

 この事件は、警察のずさんな捜査と証拠隠滅疑惑にまで拡大した。光山警察署は当初、チャン被告を一般の殺人容疑で送検したが、検察は補完捜査を経て、刑がより重い強姦殺人罪で起訴した。この過程で、現職警察官であるチャン被告の父親が、犯行の性的目的を立証する証拠であるリアルドールを廃棄していた事実も明らかになった。当時の光山署捜査チーム長は、証拠隠滅を手助けした罪で裁判を受けている。同じく当時の朴星柱(パク・ソンジュ)国家捜査本部長ら国家捜査本部の幹部4人も、ベトナム人女性に対する性犯罪事件を分離して捜査するよう指示した罪で起訴された。

全南・光州= チン・チャンイル記者
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  • ▲性暴力犯罪の処罰等に関する特例法違反(強姦等殺人)の罪で起訴されたチャン・ユンギ被告が9月30日、一審判決公判を受けるため光州地裁に出廷した。/写真=NEWS1

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