李在明(イ・ジェミョン)大統領は9月30日、次世代イージス駆逐艦「大虎金宗瑞艦」の進水式で、「他国の力に頼る安全保障は、その国の事情や状況が変わればともに揺らぐ」と述べ、「原子力潜水艦、有人・無人戦力母艦など、自主国防の中核戦力を着実に確保していく」と表明した。
李在明大統領は同日、蔚山造船所で開かれた海軍の8200トン級最新鋭イージス駆逐艦3番艦・大虎金宗瑞艦の進水式に出席し、このように述べた。大虎金宗瑞艦は、2007年の世宗大王艦を皮切りに進められてきた国産イージス艦6隻の開発計画における6番目の艦艇で、朝鮮王朝初期に北方開拓を主導した金宗瑞(キム・ジョンソ)将軍の名前から取った。来年12月に大虎金宗瑞艦が戦力化されれば、海軍のイージス駆逐艦戦力体系が完成する。
李在明大統領は、2007年の世宗大王艦進水式で盧武鉉(ノ・ムヒョン)元大統領が「演説文はしっかりつくってきたが、胸がいっぱいでまともに読むことができない」と語った逸話に触れ、「わたしもきょう、われわれの海をしっかりと守るこの誇らしい艦艇の前に立ち、その気持ち、その表現を少しは理解できる気がする」と語った。
さらに「きょうわれわれが進水させるこの軍艦は、われわれが独自技術で設計し、われわれの手で直接建造したものだ」とした上で「借りて使っていた時代もあり、買って使っていた時代もあったが、わが大韓民国は今や、世界最高水準の軍艦を自ら設計し、自ら建造して運用する国になった」と述べた。その上で「自ら守ることができてこそ、われわれは自らの未来を自ら決めることができる。自主国防はすなわち主権だ」と強調した。
李在明大統領は「防衛産業はわれわれの安全保障を守ってきただけでなく、今や大韓民国経済をけん引する中核になった」とした上で「複雑だった手続きを減らし、支援は拡大し、新しい技術が最大限速やかに戦力化されるようにする」と述べた。また「政府は、わが国の防衛産業技術が世界に広がり、国民の新たな生活の糧となるよう、輸出と海外協力も積極的に後押しする」と語った。
この日の進水式には、李在明大統領夫妻、姜信哲(カン・シンチョル)国防部(省に相当)長官、金炅律(キム・ギョンリュル)海軍参謀総長ら軍関係者、鄭基宣(チョン・ギソン)HD現代会長らおよそ350人が出席した。妻の金恵景(キム・ヘギョン)さんは、女性が船の進水式を主管する慣例に従い、おので進水用のロープを切断した。