9月の韓国の輸出は、半導体好況に支えられ、月間で史上初めて1200億ドルを超えた。今年の累計輸出も8000億ドルを突破し、すでに昨年の年間実績を上回った。早ければ11月末にも、史上初の「年間輸出1兆ドル」達成が可能との見通しだ。
産業通商部(省に相当)が1日発表した9月の輸出入動向によると、9月の韓国の輸出は1209億4000万ドルで、1年前に比べ83.5%増えた。秋夕(チュソク=中秋節。今年は9月25日)連休で操業日数が減ったにもかかわらず、一日平均輸出は56億3000万ドルと2倍以上(104.9%)増加した。輸入は26%増の710億9000万ドルで、貿易黒字は498億5000万ドルと過去最大を記録した。
1月から9月までの累計輸出は8145億ドルで、前年同期比56.8%増加した。昨年の年間輸出額(7093億ドル)を1000億ドル以上上回っており、1兆ドルまでは1855億ドルを残すだけとなった。産業通商部のカン・ガムチャン貿易投資室長は「残り3カ月のうち2カ月ほど1000億ドル台を維持すれば、11月末か12月初めに達成できるだろう」とし、「非常に有力な状況だ」と述べた。
9月の半導体輸出は603億ドルで、前年同月より262.8%増えた。今年に入って6度目の月間過去最高記録だ。輸出全体の半分(49.9%)を半導体が占めた。前年同月比の増加率は7月178.8%、8月209.1%、9月262.8%と毎月高まった。産業通商部は、今年の半導体輸出が5000億ドルに迫ると見込んでいる。
半導体を除いた輸出も23%増えた。20大主力品目のうち11品目が増加した。コンピューター、化粧品、電線・変圧器など電気機器は月間で過去最大の実績を上げた。無線通信機器はプレミアムスマートフォン販売とiPhone向け部品が寄与し、船舶はLNG(液化天然ガス)運搬船の引き渡しが増えたことで輸出が伸びた。石油製品と石油化学は原油価格上昇の効果を受けた。一方、自動車輸出は5.5%減少した。新車輸出は4.4%増えたが、中東での戦争と主要国の規制の影響で中古車輸出が56.8%急減した。