今年12月、江原道の襄陽空港で3年余りぶりに国際線が復活する。「パラタ航空」が襄陽と中国・上海を結ぶ定期路線に就航する。最近韓国を訪れる外国人観光客が東海岸一帯を訪れるケースが増え、観光インフラも共に拡大しているとの分析が出ている。
航空業界が1日に明らかにしたところによると、「パラタ航空」は今年12月の襄陽―上海線就航を確定し、詳細な運航日程を調整している。「パラタ航空」は174席規模のエアバスA320を投入し、毎週月・金曜に運航する予定だ。2023年に「フライ江原」が企業再生手続きに入ったことで消滅していた襄陽空港の国際線が復活することになる。韓国人が中国を訪れる場合や、中国人団体観光客が訪韓する場合にビザなし入国が認められており、最近、両国を行き来する人が大幅に増えていることを考慮した措置だ。
まず上海の場合、韓国からの飛行時間が2時間前後で、観光名所であると同時にビジネス需要も多い地域とされ、江原道一帯の利用者の利便性が高まるとみられる。また、襄陽―上海線の開設により、中国人観光客の流入にも期待が高まっている。この路線を利用すれば、中国人観光客は仁川空港やソウルを経由せず、襄陽から束草、雪岳山、高城、江陵などへ直接移動できる。昨年、江原道を訪れた外国人観光客は336万人で、前年より5.7%増えた。「パラタ航空」もこうした点を考慮し、上海路線を再開したとされる。
東海岸を代表する観光地の一つとなった襄陽では、「パルナスホテル・アンド・リゾート」が今年12月、393室規模の「インスケープ襄陽バイ・パルナス」を開業し、束草では2024年に「バンヤン・グループ」の「カシア束草」が開業するなど、関連する観光インフラはすでに拡大している。政府も先月、襄陽、江陵、束草を「襄陽空港観光圏」として一体化した。雪岳山や東海岸のサーフィン、Kコンテンツの撮影地、冬季五輪で使われた施設などを連携させ、襄陽空港から入国した外国人観光客を江原道東海岸全域に広げる狙いだ。