ソウルのマンション価格が86週連続で上昇し、過去最長の上昇記録を更新した。江南圏は下落幅を広げたが、中低価格帯のマンションが集中する外郭地域は上昇傾向を維持した。
韓国不動産院が1日に発表した9月第4週(9月28日基準)の週間マンション価格動向によると、ソウルのマンション売買価格は前週より0.09%上昇した。昨年2月第1週以降、86週連続の上昇で、文在寅(ムン・ジェイン)政権期(2020年6月第2週-2022年1月第3週)の85週を上回る過去最長記録となった。累積上昇率も文在寅政権時代(7.7%)の2倍を上回る17.6%を記録した。李在明(イ・ジェミョン)政権発足後では68週連続、累積で15.3%上昇した。
ただし、上昇幅は8月第4週(0.29%)以降、5週連続で縮小した。江南区は0.56%下落し、8週連続の下落となった。瑞草区(-0.33%)と松坡区(-0.19%)も4週連続で下落した。龍山区(-0.01%)も下落に転じ、麻浦区(0.08%)、城東区(0.07%)など漢江ベルト地域も上昇幅が鈍化した。一方、西大門区は0.41%上昇し、ソウルで最も高い上昇率を記録した。城北区・東大門区(0.36%)、蘆原区(0.34%)、江北区(0.31%)もソウル平均を大きく上回った。
今年の累積上昇率は、江南区が-0.26%で25区のうち唯一マイナスとなった一方、城北区(14.87%)、西大門区(12.40%)、蘆原区(11.51%)は10%を超えた。江南圏が下落したにもかかわらず、ソウル全体の累積上昇率は8.19%で、前年同期(5.53%)の1.5倍となった。ソウルのマンションの伝貰(チョンセ=契約時にまとまった額の保証金を大家に預ける韓国独特の不動産賃貸制度)価格の累積上昇率も8.18%で売買価格とほぼ同水準で、前年同期(1.87%)の4.4倍に達する。
李在明大統領は先月の記者会見で「平準化」に言及した。しかし実際には、江南が足踏みする間に江北の中低価格地域の住宅価格が追随して上昇し、格差を縮める形の上方平準化が進んでいるとの分析が出ている。