韓国の労働コスト、労働生産性を上回る伸び

2020/06/02 10:00

 韓国では労働生産性よりも労働コストの伸びが急で、製造業の競争力が低下しており、韓国企業のリショアリング(製造業の本国回帰)を阻んでいるという分析が示された。

 韓国経済研究院は1日、米民間調査機関コンファレンスボードのデータを分析した「製造業単位労働コスト国際比較」を発表した。2010-18年の韓国製造業の単位労働コストは年平均2.5%増加したのに対し、中国、米国、ブラジル、インド、メキシコなど韓..

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