韓国社会をむしばむ「盗作不感症」

韓国社会をむしばむ「盗作不感症」

政治家・教授・牧師など、有名人の論文盗作は今や日常茶飯事になった。昨年は、文大成(ムン・デソン)国会議員(37)が論文の盗作疑惑のためにセヌリ党を離党した。最近では、ソウル大学政治外交学部のキム・ヨンチャン教授が論文を盗作していたことが判明し、ソウル大学の歴史上初めて盗作が原因で辞任した。さらに今年2月には、大統領府(青瓦台)秘書室長に内定していた許泰烈(ホ・テヨル)氏の博士学位論文盗作疑惑が持ち上がり、「愛の教会」の呉正賢(オ・ジョンヒョン)牧師も論文盗作の事実が明らかになった。韓国社会が、良心を売る不正行為といえる論文盗作に対し、不感症に陥っているわけだ。 …続きを読む

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