日本が条約で「集団的自衛権」を明文化したのは54年前の1960年、旧日米安保条約を改定した現在の日米安保条約締約時だった。「新日米安保条約」とも呼ばれるこの条約は、前文に「両国が国際連合憲章に定める個別的又は集団的自衛の固有の権利を有していることを確認し」とある。 …続きを読む