文大統領、在外公館長に「一帯一路」への協力を指示

 文大統領は「全世界はキャンドル革命を起こした韓国国民を尊重しており、そのおかげで私はどこに行っても丁重なもてなしをうけることができた」と述べた。これは中国を訪問した際「中国側からぞんざいに扱われた」などと批判を受けたことを意識した発言のようだ。この問題について文大統領は夕食会前に開かれた大統領府主席・補佐官会議でも「今回の訪中は韓国外交にとって緊急の宿題を年内に終わらせたことに大きな意味を置きたい」「経済分野はもちろん、韓半島非核化や平和構築に向けた4大原則など、政治や安全保障分野に至るまで韓中関係の全面的正常化と協力の枠を固めた点で非常に内容ある成果を上げた」などと自画自賛した。さらに主席・補佐官会議で鄭義溶(チョン・ウィヨン)国家安保室長が「大統領が中国滞在中、一般の飲食店で食事をしたことが『一人飯』などと報じられたが、これは非常に間違った見方だ」「大統領は一人で食事をしたのではなく、13億人の中国国民と共に朝食を取ったということだ」と説明したという。大統領府の朴洙賢(パク・スヒョン)報道官が自らのフェイスブックで伝えた。朴報道官は鄭室長の発言を紹介する際「外交は国家間でやりとりされる部分もあるが、最終的には相手国の国民の心をつかむことだ」と主張した。

イ・ミンソク記者
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