インターン記者を一般市民と称しインタビュー、韓国MBCが謝罪

 こうした事実が明らかになると、ソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)やMBCのネット掲示板などには「改憲のように敏感な問題でインターン記者だった人にインタビューするのは、明らかに政治的な意図をもって操作したもの」など非難文の書き込みが数百件あった。ある視聴者は、『MBCニュース・デスク』が先月31日に「忠清北道堤川市内の商業ビル火災時に救急隊員が救助活動を怠った」と誤報をしたと指摘、「1カ月の間に大きなミスを繰り返すのが積弊(過去の政権による弊害)清算か」などと非難した。

 MBC報道局は2日放送の『MBCニュース・デスク』でこのインタビューの件に触れ、自主調査の結果、先月9日の同番組で報道した電子タバコ値上げレポートでも同社スタッフを一般市民であるかのように装ってインタビューしていたことを公表した。MBCは「このようなインタビューは世論を歪曲(わいきょく)する恐れがあり、取材倫理に明らかに違反している。韓国放送学会に経緯調査を依頼し、その結果をホームページに公開した上で処分を判断する」と明らかにした。

パク・サンヒョン記者
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