「このウェブ漫画、日本のだったの?」

外国人漫画家の韓国連載増加 韓国人ストーリー作家とのコラボも

 韓国人ストーリー作家と外国人漫画家を結び付けたコラボレーション(共同作業)も試みられている。このほど「韓日ウェブ漫画公募展」を主催したウェブ漫画制作会社ストーリー・カンパニーは、韓日の漫画家3チームによる新作を制作、まず韓国で今年末にも連載する予定だ。日本だけで約300人が応募、出版漫画を手掛けたことがある漫画家は約80人だった。イ・ソンウク代表は「まだ出版漫画中心の日本はデビューが容易ではない上、既にウェブ漫画という大きな流れを感じ取っている漫画家が多いため、韓国流入はさらに増えるだろう」と見ている。映画配給会社ショーボックスも作品を検討した後、投資する計画だ。ショーボックス側は「今後の映画化・ドラマ化を念頭に置いている」と説明した。

 ただし、課題は翻訳という2次工程や、外国人作品を巡る問題だ。東村アキコの連載が始まると、11年前の読者イベントでこの漫画家のポスターに旭日旗が描かれていたことが取り上げられ、騒動となった。東村アキコは「意図せずして使用された旭日旗のデザインで不快にさせて申し訳ない。これからは韓国が好きだということにとどまらず、より理解するために努力する」という謝罪文を掲載した。

チョン・サンヒョク記者
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