【萬物相】四つんばい駅伝選手に見る韓日の文化的違い

 4年前に日本の火山が爆発した時、救助隊が「今日の捜索は有毒ガスのため午後1時に打ち切った」と言っても、行方不明者家族の中で「うちの子を探してくれ」と泣き叫ぶ人はいなかった。迷惑をかけることを心配したのだ。スキー場で遭難した人たちに対して、救助隊員が「なぜコースを外れたのか」としかり、救助された人たちは記者会見で「迷惑をかけて大変申し訳ない」と謝罪する。こういう精神や考え方があればこそ日本は先進国になったと言うこともできるが、別の見方をすれば、これこそ組織の中で沈黙を強いられる日本人の姿でもあるのだ。

 平昌五輪のマススタート競技で韓国の選手が金メダルを取った時、「ほかの選手たちは脇役だった」という声も上がった。なぜ組織のために犠牲にならなければならないのか、という抗弁だった。頭を下げて迷惑をわびるのが正しいのか、犠牲になるのを拒否して自ら声を上げる姿勢が正しいのかを問うのは意味がないことだろう。だが、韓日両国は地理的には距離が近くても、その文化の違いには大きな差があることはあらためて強く感じる。

金基哲(キム・ギチョル)論説委員

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