カーリング:韓国、日本破り史上初の世界選手権メダル

 毎年行われる韓国代表選抜戦で「チーム・キム」(Team Kim・平昌冬季五輪銀メダルを取ったカーリング女子韓国代表チーム)に代表の座を阻まれてきたが、昨年8月の代表選抜戦決勝で異変を起こした。春川市庁チームはチーム・キムを10-3で破り、初めて韓国代表になった。

 まだ女子高生のようなあどけなさが残っているが、「リトル・チーム・キム」はシニア大会出場1年目から確かな存在感を見せている。韓国代表チームは先月行われたカーリング・ワールドカップ(W杯)3rdレグ(スウェーデン・ヨンショーピング)は平昌五輪で優勝したスウェーデン(スキップ:アンナ・ハッセルボリ)を破り優勝した。今年5月8日からは中国で行われるカーリングW杯ファイナルに出場する。この試合はカーリングW杯で優勝するなどした世界トップクラスのチームだけが招待される「キング・オブ・キング戦」だ。さらに7月には韓国代表選抜戦に出場し、代表の座を守らなければならない。

 タイトなスケジュールだが、選手たちの表情に疲れは見えない。スキップのキム・ミンジは「チーム・キムの先輩たちが平昌五輪で銀メダルを取った時、応援に行った。先輩たちのおかげで『私たちも努力すればできる』という自信をもらった。韓国のカーリングに私たちの『カール・クラッシュ』(カーリング+ガールクラッシュ、ガールクラッシュとは女性があこがれる女性のこと)もあるということを見せたい」と語った。

チュ・ヒョンシク記者
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