「非婚」ですが何か?

 70代の独身主義者キム・エスンさん(78)と『季刊 一人』の発行人イ・ジンソンさん(31)の対談集『してみたければするだけ 非婚』も増刷が予定されている。編集者パク・スンギさんは「キム・エスン先生は『一人で暮らすには近くに病院があったり、知人がいたりする家を手に入れるべきだ』など、独り身生活の知恵をたくさん紹介してくださっている。こうした点が『非婚の先輩』の生き方に関心を持つ読者の心を動かしている」と語った。

 30代の女性が書いた本では、作家イ・ジュユンさん(34)の『私は結婚をしないというわけではなくて』が好評だ。「父は流通期限30年の娘をなぜ持ったのだろうか。(中略)30を越えたという理由だけで、生涯を共にしなければならない人を突然連れてこいというなんて、そんな話あるだろうか」という詩が話題になった。この本を出版した会社のソン・ジヨン課長は「結婚問題でストレスがたまっている30代後半の男性読者も共感して買う人が多い。ベトナムなど早婚文化が残っていて、女性に対する結婚の圧力が強い東南アジア諸国から版権の問い合わせが来ている」と語った。

クァク・アラム記者
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  • ▲イラスト=ハンビッビズ社より

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