【社説】蔚山選挙工作、尹美香、朴元淳捜査が全てストップ…韓国検察は再び忠犬に

■召喚の日程さえ決められない尹美香事件

 尹美香(ユン・ミヒャン)議員に対する捜査も2カ月以上にわたり何の進展もない。この事件に複雑なことは何もなく、ただ正義連の会計不正を解明することだけだ。すでに明らかになった証拠や状況証拠も決して少なくない。正義連の会計帳簿には、数億ウォン(数千万円)の国庫補助金を含む37億ウォン(約3億3000万円)に上る補助金と寄付金の記載がない。正義連は死亡した被害者女性の口座から随時まとまった現金を引き出すなど、マネーロンダリング疑惑まで持ち上がっている。被害者女性のために準備したという「慰安婦憩いの家」の建物は正義連のペンションとして使用され、尹議員の父親がそこに就職して毎月給与を受け取っていた。それでも尹議員が出頭する日程さえいまだに決められないのが現状だ。正義連の関係者は検察の事情聴取を拒否しており、連絡さえつかないこともあった。政権の顔色をうかがい、適当に捜査を行っているのだろう。野党のある議員が自ら集めた資料を持って検察を訪れたほどだ。

■秋長官の息子による軍への未復帰問題、6カ月にわたり顔色うかがい

 秋美愛(チュ・ミエ)法務部長官の息子が兵役中に休暇から戻らない事件の捜査も、すでに6カ月にわたり進展しない状態が続いている。当時、当直だった兵士が「事実上の脱営だった」「秋長官の息子が休暇から戻らない事実を上部に報告する前から、上級部隊から休暇を延長させるよう指示があった」と証言している。別の兵士ら4人もメディアに全く同じように証言し「自分のお母さんも秋美愛だったらよかった」などとSNS(会員制交流サイト)にアップしていた事実も公表された。この捜査は銀行口座の追跡といった複雑な手続きは必要ない。それでも検察は数カ月にわたり全く動こうともせず、最近になって一部の関係者から事情聴取を行っただけだという。関係者に口裏合わせをさせる時間を与えたのだ。長官の顔色をうかがいながら適当にもみ消そうとしているのだ。

◆腐敗認識指数1位はデンマーク&NZ、韓国は39位、日本は?

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  • 【写真】黒い雲の中の検察旗/聯合ニュース

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