中国人所有する韓国の土地、8年間で5倍に急増

マンション・集合住宅取得した外国人の66%が中国人

 中国人が韓国国内で所有している土地が8年間で5倍以上に増えたことが分かった。

 野党・国民の力のホン・ソクチュン議員が20日、統計庁と国土交通部から提出を受けた資料によると、中国人が昨年の時点で所有していた国内の土地は合計19.3平方キロメートルで、2011年の3.7平方キロメートルに比べて5.2倍になったことが分かった。ソウル・汝矣島の面積(2.9平方キロメートル)の6倍を超える土地を中国人が所有しているということだ。中国人が所有している土地全体の公示価格も2011年の約7653億ウォン(約708億円)から昨年は2兆5804億ウォン(約2388億円)に増えたとのことだ。

 中国人を含めた全外国人が所有している国内の土地は、2011年の190.6平方キロメートルから2019年には248.7平方キロメートルへと1.3倍の増加にとどまった。このため、外国人が所有する土地における中国人所有の土地の割合は2011年の1.9%から昨年は7.8%に上昇した。2017年に中国人所有の土地(18平方キロメートル)はヨーロッパ人所有の土地(17.3平方キロメートル)を上回った。2018年には18.8平方キロメートルに達して、日本人所有の土地(18.4平方キロメートル)を超えた。中国人は2018年以降、米国人(125.5平方キロメートル所有)に次いで、韓国国内の土地所有で2位になっている。

■「世界で最も住みやすい国」2020年版発表、韓国17位、中国100位、日本は?

洪準基(ホン・ジュンギ)記者
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