4坪の独房に収監された李明博元大統領「私を閉じ込めても真実は閉じ込められない」

李明博元大統領、東部拘置所に再収監

4坪の独房に収監された李明博元大統領「私を閉じ込めても真実は閉じ込められない」

 先月29日に大法院(最高裁に相当)で横領と贈収賄の罪などにより懲役17年と罰金130億ウォン(約12億円)の刑が確定した李明博(イ・ミョンバク)元大統領が、このほど再収監された。

 李・元大統領は2日、保守系最大野党「国民の力」の権性東(クォン・ソンドン)議員、張済元(チャン・ジェウォン)議員、金文洙(キム・ムンス)元京畿道知事、柳仁村(ユ・インチョン)元文化体育観光相などソウル市江南区ノンヒョン洞の自宅を訪れた側近らと会った後、午後1時45分ごろ、待機していた黒塗りの「ジェネシス」に乗ってソウル中央地検へ向かった。家を出る前、李・元大統領は側近らに「あまり心配するな。受刑生活をちゃんとやってきたい」としつつ、「私を拘束することはできても、真実を閉じ込めることはできないという信念で打ち勝っていきたい」と語った-と、元大統領の弁護人を務めるカン・フン弁護士は伝えた。

 午後2時ごろ中央地検に到着した李・元大統領は、身元確認や刑執行の告知などの行政手続を経て、ソウル東部拘置所へ向かった。午後2時40分ごろ、李・元大統領が乗った車が拘置所に到着するや、拘置所前に待機していた支持者およそ30人は「李明博拘束取消」などのスローガンを叫んだ。一方、左派系ユーチューバーらは付近で「李明博拘束祝賀」などのスローガンを叫んだ。

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ピョ・テジュン記者
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