当のグーグルコリアはというと、アプリの不調現象が報告されてから7時間後の午後3時ごろになって、ブログに初めて告知を掲載しました。グーグルコリアは「問題を認識し、解決策を探っている」と説明しました。その後、グーグルがウェブビューをアップデートしたことで騒動は一段落しました。
規制当局は損害賠償事案に該当するかどうか法的検討に入りました。しかし、損害賠償を受け取るのは難しいとみられます。電気通信事業法によれば、グーグルのアンドロイドOSのように無償のサービスは、障害が発生しても損害賠償の対象とはならないからです。
アンドロイドのシェアが73.24%(スタットカウンター調べ)に達する韓国は日常を「グーグルに依存している」と言っても過言ではありません。次にこうした事態が起きた際にもユーザーが解決策をシェアし、メーカーが後始末しなければならないのでしょうか。グーグルは問題発生時に韓国のユーザーに直ちにフィードバックを行う対策が急がれるように思われます。