これについて、青瓦台関係者は「金室長も賃貸入居者で、賃貸保証金が上昇したので仕方なかった」と話した。金室長は清潭洞の自宅を賃貸に出し、ソウル市城東区金湖洞の賃貸物件に住んでいるという。青瓦台関係者は「金湖洞の自宅の賃貸保証金が2回にわたり、2億ウォン以上上昇した。まとまった資金が必要になり、(清潭洞の)賃貸保証金を引き上げるしかなかった」と説明した。自分も大家であると同時に入居者であり、連鎖的に賃貸保証金が上昇したことで被害を受けたとの主張だ。青瓦台関係者は「清潭洞の自宅の賃貸保証金は相場に比べれば、上げ幅を抑えた」と話した。
金室長は同日、通信社聯合ニュースの電話取材に対し、「現在住んでいる賃貸物件の保証金を2019年12月と20年8月、8カ月の間に2回、所有者の要求で2億ウォン以上引き上げることに応じなければならなかった。資金を工面するため、保有している清潭洞のマンションの入居者に賃貸保証金を積み増してもらった」と説明した。電子官報によれば、金室長が住んでいる金湖洞の斗山アパートの賃貸保証金は19年時点で3億3000万ウォンだったが、金室長は同年に1億7000万ウォン、20年に5000万ウォンを積み増した。