【寄稿】日本の韓流オリンピック

 日本国内の韓流ブームは2000年代初めのドラマ『冬のソナタ』が主導した第1次韓流ブーム、2010年の「東方神起」などアイドルを中心にK-POPブームが起こった第2次韓流ブームを経て、最近の大ヒットドラマ『愛の不時着』による第3次韓流ブームに入った。第3次韓流ブームがそれまでのブームと異なるのは、世代や性別を問わず人気を得ていることだ。そして日本の視点はもはや韓流スターにだけ注がれるのではなく、ドラマの企画・制作・販売・流通など、全方位的なコンテンツ産業分野におけるグローバルな成功要因の分析に置かれている。

 日本では現在、韓国ドラマの展示会も開かれている。『キム秘書はいったい、なぜ?』『スタートアップ:夢の扉』など日本で大きな話題を呼んだ人気ドラマの体験館や、ドラマのシーンをそのまま再現したセット、小道具、衣装などが展示されて韓流ファンを集めている。日本の地上波チャンネルでは韓国ドラマ『ボイス』の日本版リメイクドラマのシーズン2『ボイスII 110緊急指令室』が放送中だ。日本国内でさらに高まっている韓流ブームは「現在進行形」なのだ。

チャン・セヒCJ ENM海外コンテンツ事業局マーケティングチーム長

■世界競争力ランキング1位はシンガポール、韓国23位、日本は?

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