【萬物相】「裸で漬けた白菜」を超えた「大根といっしょに足裏ゴシゴシ」

【萬物相】「裸で漬けた白菜」を超えた「大根といっしょに足裏ゴシゴシ」

 ある飲食店のトイレで料理人が用を足した後、手も洗わずに厨房に入っていくのを見たことがある。その手で作った料理を食べたと思うと気持ち悪かった。有名なコムタン専門店の得意客が偶然見かけたというのだ。片付けというのは大きなたらいに入った汚れた水に洗い物の食器を少しだけ漬けて取り出すだけだった。従業員はその食器にコムタンを盛り付け、客のテーブルへと向かった。

 インターネットで「不潔な店」と検索すれば、不衛生な飲食店に対する告発があふれている。つまようじが入ったキムチは他人が食べた物をもう一度出したことを示している。皿をふいてテーブルや椅子までふくのはふきんなのか雑巾なのかという訴えもあった。人が話すたびに唾液の飛沫が360個飛び、くしゃみならば1回で4万個の飛沫が8メートルも飛ぶという。それでも従業員がマスクをしている飲食店はまれだ。コロナの影響でマスクをするようになったのは幸いだ。

 大根を洗うたらいに自分の足も突っ込み、大根を洗っていたたわしで足まで洗っていた飲食店従業員の映像が最近インターネットに拡散した。一緒にいた女性はそれを見て止めもしなかった。いつもそうしているという意味だ。その店でその程度のことは大したことでもないのだろう。今年3月に中国で裸の男が大量の白菜を漬けている映像が拡散した際には、飲食店に行くたびに「中国製キムチを使ってはいないか」と気になった。今は「足に洗ったたわしで洗った大根ではないでしょうね」と尋ねなければならないありさまだ。

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