金与正氏が通信連絡線にうんぬん、8月韓米訓練中止求め圧力

 金与正氏の談話について韓国統一部(省に相当)の元高官は「昨年の共同連絡事務所爆破と一方的な通信連絡線断絶に対する謝罪の一言もなく、何かを施すかのように通信連絡線を復元しておきながら、まさに内政干渉とも言える連合訓練中止の要求を露骨に行っている」と指摘した。

 一方で韓国政府筋はこの日「韓米連合訓練については当初の計画通り参加人員などを縮小し、今月中旬ごろから実施する方向で韓米の軍当局が前向きに検討している」と伝えた。これに先立ち韓国国防部(省に相当)の徐旭(ソ・ウク)長官と米国防総省のオースティン長官は先月30日に電話会談を行い、連合訓練を実施する方法について意見交換した。この電話会談でオースティン長官は「連合防衛態勢を維持するためには連合訓練を予定通り実施すべきだ」との考えを徐長官に伝えたという。今回の訓練は屋外で実際に行うのではなく、コンピューターシミュレーション(模擬訓練)として行われる指揮所演習となる。

■国力ランキング世界1位は米国、韓国8位…日本は?

李竜洙(イ・ヨンス)記者 , ユ・ヨンウォン軍事専門記者
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