李在明知事のスポークスマン「飲酒運転者の考えは運転代行費用の節約」

フェイスブックで飲酒運転を擁護
陣営合流から1日で辞任

 これに対して国民の力の李俊錫代表は「酒好きとして生きていけ? 尹(錫悦)候補が飲酒運転でもしたのか」と反論した。李在明知事は2004年に飲酒運転の容疑で150万ウォン(現在のレートで約14万円、以下同じ)の罰金を宣告されたことがある。尹錫悦氏が「酒好き」と攻撃されたため、李俊錫代表は李在明知事の飲酒運転の前歴を指摘したのだ。このようなやりとりが続く中、パク氏は先月15日にフェイスブックで「飲酒運転の前歴がある人物は公職に就けないようにすべきだ」と主張した丁世均(チョン・セギュン)元首相を批判したことも明らかになり、問題が拡大した。パク氏は「飲酒運転は確かに間違った行動だが、数万ウォン(数千円)の運転代行費用さえ節約したい思いが理解できないのか」「(飲酒運転前科者の)社会活動を阻止するのは不公正な二重処罰だ」と主張した。パク氏自身も2007年に飲酒運転で100万ウォン(約9万5000円)の罰金刑を宣告されていたことも分かった。

 パク氏はこれら一連の主張が問題になると「書き込みを行った時は李知事陣営のスポークスマンではなく、知人たちとの意見交換が目的だった」という趣旨の弁解を行った。フェイスブックの内容も突然非公開となった。しかし国民の力の河泰慶(ハ・テギョン)議員らは「飲酒運転の前科がある李知事が大統領選挙に出馬することそのものがコメディーだ」「李知事は陣営スポークスマンの見解に同意するのか自らの考えを明確にせよ」と指摘した。問題が沈静化しないことから、パク氏は陣営合流から1日で辞任した。

■腐敗認識指数1位はデンマーク&NZ、韓国は39位、日本は?

ウォン・ソンウ記者
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