「中国におじけづき、惰弱な韓国の政治家たち…困難の末に勝ち取った自由と独立を守れるか」(2/3)

-「中国は“経済的脅迫の名手”だ」と著書で指摘しているが。

「CCPは“経済的脅迫”を極めて残忍に(quite ruthlessly)利用している。最近15カ月間、中国はオーストラリア産の輸入品に対して一連の禁輸措置を下した。オーストラリア政府がもはや中国共産党にひざまずく(kow-tow)ことはないと分かるや、これに怒って報復している」

 ハミルトン教授は「北京は、韓米同盟を弱体化させない限り韓国を支配できないという事実をよく理解している。だから中国は経済的脅迫のカードで韓国の政治的譲歩と屈従を引き出そうとしている」と語った。

-CCPは最近、創党100周年を迎えた。中国の本当の姿は何だろうか?

「習近平総書記は7月1日の創党記念式典で『中国は平和を愛する国』と何度も語った。そうして『中国を服属させようとする国は、鋼鉄のような万里の頂上の壁に頭をぶつけて血を流すことになるだろう』と言った。中国の『戦狼(せんろう)外交官』らは今も相手国を脅迫し、侮辱し、罰まで与えている。中国は真に平和を愛する国なのか、それとも頭から血を流させる国なのだろか?」

-米国もオーストラリアに「静かな侵攻」をしているのではないか? 米国の攻勢でオーストラリアの主権が侵害されるという指摘もある。なぜ中国に対してのみ問題を提起するのか?

「私を含む相当数のオーストラリア国民は、イラク戦争参戦のようにオーストラリア政府が米国の対外政策に追従することに批判的だ。だが米国との関係によってオーストラリア人の市民的自由と民主主義が侵害されたり妥協したりすることはない。その点で、米国と中国は本質的に違う」

■韓国が信頼できる国1位は米国、警戒すべき国は?

前のページ 1 | 2 次のページ
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連フォト
1 / 1

left

  • 「中国におじけづき、惰弱な韓国の政治家たち…困難の末に勝ち取った自由と独立を守れるか」(2/3)

right

あわせて読みたい