光復会弁護士、101歳の哲学者に「これだから長生きするのは危険」

延世大学の金亨錫(キム・ヒョンソク)名誉教授(101)による文在寅(ムン・ジェイン)政権への批判にチョン・チョルスン弁護士「年寄りをちょっと止めなければ」

 故・朴元淳(パク・ウォンスン)前ソウル市長の遺族らの法律代理人を務めるチョン・チョルスン弁護士が1日、哲学者の金亨錫(キム・ヒョンソク)延世大学名誉教授(101)に対し「だから長生きするのは危険という昔の言葉を思い出した」と侮辱し問題となっている。金教授が文在寅(ムン・ジェイン)政権を批判したことがその理由だ。

 チョン弁護士はこの日自らのフェイスブックで日本の新聞に掲載された金教授のインタビュー記事をシェアし「(金教授は)結局日本の右翼メディアとのインタビューの中で、現政権の対日外交について批判ではなく非難の言葉を浴びせた」「誰かがあの年寄りを少し止めるべきではないか。子供や孫たちが少し気を使ってほしい」と書き込んだ。

 故・金泰吉(キム・テギル)氏や故アン・ビョンウク氏らと共に韓国を代表する第1世代の哲学者とされる金教授は31日に日本の産経新聞に掲載されたインタビュー記事の中で、メディアに対する圧力行使や韓日関係悪化などを巡って文大統領を批判した。記事は「左派の文政権もメディアへの圧力を強めている」とした上で、金教授が「自由がなくなり、中朝のようになれば、人間愛も壊れていく」と危惧したと報じた。

■韓国国民の政府信頼度はOECD20位「歴代最高」…米国・日本を上回る

キム・スンヒョン記者
前のページ 1 | 2 次のページ
<記事、写真、画像の無断転載を禁じます。 Copyright (c) Chosunonline.com>
関連フォト
1 / 1

left

  • ▲チョン・チョルスン弁護士

right

あわせて読みたい