このインタビュー記事についてチョン弁護士は「金教授は李承晩(イ・スンマン)政権当時から教授だったが、60年以上にわたり政権の反民主・反人権を批判したことはない」「これまで100年にわたりまともな精神でやってこなかったことを、濁った今になって始めたのだろうか。老化現象だとすれば気の毒なことだ」と侮辱した。チョン弁護士は金教授が2015年に出版した「イエス」についても「貧しく力のない民衆のために既得権階級を批判し、平等と博愛を叫んで34歳で十字架上で死に、生涯を終えた青年イエスを尊敬している人がどうやって100歳もの長寿を、それも安心立命ばかりを追い求めた安穏な生涯を自慢できるのか疑問に思わざるを得ない」とも指摘した。
金教授は1960年の4・19革命当時、延世大学助教授として在職しながら教授らによるデモで中心的な役割を果たした。光復会の金元雄(キム・ウォンウン)会長が今年8月15日の慶祝の辞で「大韓民国は民族の正当性軌道からしばらく外れていた」と述べ問題となったが、チョン弁護士はこの光復会の顧問弁護士も務めている。