朴智元国家情報院長「眠っている虎の尾を踏んだ」…尹錫悦氏「知っていることを公表しろ」

 朴院長は2019年の議員時代、尹元総長が側近の尹大鎮(ユン・デジン)法務研修院企画部長の兄、ユン・ウジン元署長の贈収賄事件をもみ消したとする疑惑を指摘した。検察は捜査に着手したが、これまで結論は出ていない。

 朴院長はまた、チョ氏と食事した席に第三者が同席したとする尹元総長の主張についても、「二人だけで会った」と説明した。その上で、同席者が洪準杓(ホン・ジュンピョ)議員選対の関係者だとする尹元総長側の主張について、「全く知らない人物だ」とし、「自分たちの党内の問題でなぜ端役の俳優朴智元を主演俳優に仕立て上げ、本質をぼかすのか。これが政治工作だ」と批判した。

 一方、尹元総長は本紙に対し、「朴院長は(ユン・ウジン事件など)自分について知っていることがあれば、速やかに全部公開すべきだ」としたほか、「自分は総長時代に朴院長と公的にも私的にも酒を飲んだ記憶がない」と語った。そして、「自分が覚えていない酒席を朴院長が覚えているならば、その席にいた同席者が誰かを教えてほしい。野党の大統領選候補に対し、国家情報院長が事実無根の内容をメディアに語ること自体、国家情報院の大統領選介入であり、政治工作だ」と反論した。

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ノ・ソクチョ記者
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