大庄洞ゲート…「350億ウォンの金品で政官界ロビー」疑惑

 城南都市開発公社は大庄洞開発事業の推進に向けた特別目的会社(SPC)「城南の庭」に火天大有、天火同人と共に加わった。今回の事件でもう一人の核心人物であるユ・ドンギュ元城南都市開発公社企画本部長は、大庄洞の事業者評価・選定などを主導した。検察は同日、ユ氏に出頭を求めたが、ユ氏は応じなかったという。検察は城南都市開発公社でユ氏と対立していた公社の現職幹部L氏を参考人として呼び聴取した。

 検察はまた、火天大有の法人口座からキム・マンベ氏らの個人口座に流出した資金の流れも追跡している。うち相当額が現金、小切手で引き出され、使途不明となっている資金が80億ウォン以上に上る。そうした事実は今年4月に金融情報分析院(FIU)が警察に提出した資料にも記載があるという。

 火天大有などが大庄洞事業で上げた収益は配当金だけで4000億ウォンを超える。法曹界からは「録音記録に登場しない別のロビー活動があった蓋然性がある」との声も漏れる。大検察庁によると、金オ洙(キム・オス)検察総長は同日、捜査チームに対し、「与野党、身分、地位を問わず、迅速かつ徹底した捜査を行ってほしい。法と原則に従い、厳正に処理してもらいたい」と指示した。

■腐敗認識指数1位はデンマーク&NZ、韓国は33位、日本は?

キム・スンジェ記者 , ピョ・テジュン記者
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  • ▲30日午前、京畿道城南市盆唐区の板橋大庄都市開発区域で公共住宅地区全国連帯対策協議会の関係者が大庄洞ゲート糾弾記者会見を開いた。/聯合ニュース

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