南旭弁護士、勾留請求なく釈放…韓国検察「逮捕後期限内に十分捜査できず」

南旭弁護士、勾留請求なく釈放…韓国検察「逮捕後期限内に十分捜査できず」

 「城南大庄洞開発優遇疑惑」の重要人物である南旭(ナム・ウク)弁護士が20日午前に釈放された。検察は逮捕状執行後、48時間の取り調べを経て、勾留状を請求すると予想されたが、「捜査が十分行われなかった」として釈放を決めた。

 ソウル中央地検の捜査チームは20日正午すぎ、南弁護士を釈放したことを明らかにした。18日午前5時すぎに仁川空港で逮捕された南弁護士の身柄拘束期限は20日午前までだった。それまでに検察は南弁護士の勾留状を請求するか、身柄を釈放しなければならない。検察は「在宅のまま拘束しないというより、逮捕時限内に十分捜査が行われず、ひとまず釈放することにした」と説明した。追加捜査後に勾留状の請求を再検討する構えだ。

 司法関係者の間では、2009年の大庄洞開発の初期メンバーであり、1007億ウォン(約98億ウォン)の配当を受け取り、事業全般に深く関与していた南弁護士に対し、検察が勾留状を請求するとの見方が優勢だったが、捜査にこれといった成果がなかったのではないかとの見方が出ている。検察は通常、逮捕状の交付を受けた被疑者について、逮捕時限内に勾留状を請求するケースが大半だ。ユ・ドンギュ元城南都市開発公社企画本部長のケースもそうだった。

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パク・ククヒ記者
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