「階段で大便して逃亡、自首しなければ映像公開」…建物に横断幕 /大田

 大田市内の眼鏡店が入居した建物の階段で男が大便をし、後始末をせずに逃げた。建物のテナントは横断幕を掲げて、男性の行方を追っている。

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 インターネットの掲示板に21日、「うんこをして逃げた人をさらした建物主」というタイトルで横断幕の写真が投稿された。横断幕は「本建物の階段『うんこ』した人手配、自首しなければ階段でうんこをする監視カメラ映像をインターネットに載せる」という内容。そこには、「9月29日午後4時54分ごろバスを降り、4時56分ごろに建物の2階階段でうんこをして、尻もふかずに逃げた。午後5時ごろ別のバスに乗った」などと男の移動経路も書かれている。そして、問題の男が建物に出入りする場面の監視カメラ映像の写真と人相着衣などを公開した。

 横断幕を作ったAさんは21日、チョソンドットコムの電話取材に対し、「大便をしてそのまま逃げたものだから、私が自ら片付けた」と話した。Aさんは建物の3階に入居しており、「うちの建物でこんなことは初めてだ。まだ自首してこない。必ず自首してもらいたい」とも語った。

 建物に無断で侵入し、用便する行為は刑法上、建造物侵入罪に当たる。罪が成立すれば、刑法319条1項によって、3年以下の懲役または500万ウォン以下の罰金に処される可能性がある。ソン・ヒョン弁護士は「立ち小便は軽犯罪なので処罰が軽いが、他人が所有する建物に無断で侵入した行為は建造物侵入に当たるため、刑法で処罰されかねないケースだ」と指摘した。

キム・ジャア記者
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