韓国駆逐艦による火器管制レーダー照射問題

 2018年12月20日、日本政府が「韓国海軍駆逐艦「広開土大王(クァンゲト・デワン)」が石川県能登半島沖で警戒・監視任務を遂行していた日本の自衛隊哨戒機を火器管制用レーダーで照射した」と発表し、韓国政府に抗議し、再発防止を求めた。  韓国国防部は同日、「韓国軍は正常な作戦活動中にレーダーを運用したが、日本の海上哨戒機を追跡する目的で運用した事実はない」と日本政府の主張を否定。28日、日本側が火器管制用レーダーを照射されたとする映像公開に踏み切ると、2019年1月4日に反論する映像を公開し、自衛隊哨戒機の低空威嚇飛行に対し謝罪を要求した。  2回の実務者協議を経て、防衛省は1月21日に自衛隊哨戒機が探知した音を公表し、最終見解を発表した。