社会総合
昌原市、市民和合のためプロ野球NCダイノスを後援
昌原市が市民和合やストレス解消に大きな役割を果たしている韓国プロ野球・NCダイノスの後援を決めた。 昌原市は6日、馬山球場で球場活性化のための後援協約式を開いたことを明らかにした。この協約式には昌原市の安商守(アン・サンス)市長、NCダイノスのイ・テイル代表、関連団体のトップらが出席した。 昌原市はプロ野球を「市を代表するスポーツ・ブランド」として育成していく方針だ。NCダイノスは現在、韓国プロ野球リーグで上位の座をキープしているが、1試合平均観客数は下位だ。このため、昌原市はNCダイノスと後援契約を結び、球場に観客を集めるため5万人のサポーターを募集、馬山球場のホームゲーム団体観戦時に割引サービスなどを提供することになった。 協約式で安商守市長は「NCダイノスは昌原の有名ブランドになった。今、昌原の全市民が立ち上がり、積極的にNCダイノスを応援して名門球団に育て上げ、球団が好成績を残せるような良好な循環構造を作るべきだ。全市民が応援し、愛する球団に成長してこそ、より大きな昌原になる」と語った。 続いて同市のキム・サンファン体育振興課長は「道民は毎月最終水曜日の『文化がある日』に野球を観戦したら入場料を50%割引するなどの特典が受けられる。このほかにもさまざまな割引制度を大々的にPRし、全道民の経済的な負担を軽減する一方、市内バス路線経由などさまざまな施策を引き続き開発・支援する」と約束した。 昌原市では慶尚南道地域の小中高生の団体が1000-2000ウォン(約105-210円)で野球観戦ができるよう割引支援する。また、市は学生ボランティア団体や大学の運動サークル連合会と協定を結び、最も少ない費用で野球観戦できるよう支援する方針だ。 ほかにも昌原市では地域和合や、地元を愛し誇りを持つ心をはぐくむため、道内の市長・郡守・地元民を招待して始球式を行い、地元特産物のPRブース設置や広報マーケティングも可能な限りサポートすることにした。 この日の後援協約式を終えた安商守市長は馬山球場の入場客に感謝の意を表して始球式を行った。